わからない……

何をしたいのか

わからない……

何が欲しいのか

わからない……

何を望むのか

わからない……

わからない……

決めかねる私を視ているのは、

だれ??


懐かしい記憶手繰って

未来に繋がる地図に並べる。

其の先が闇一色なら

今はまだ、

目を塞いで……

いっそもう、

耳を落として……

闇から逃げる術を探して

呑んでしまおうか、

そんなモノ。

喰べてしまおうか、

こんなモノ。

幻想でできた

甘い現実、

現像の中の

苦い夢。

たとえ此の身を蝕まれても

喪うモノは、

何もないから。


探して。

捜して。

悪いのは誰??

酷いのは誰??

捜して。

傷つけるのは誰??

傷つくのは誰??

探して。

可哀想なのは、誰??

嫌悪なら隠して

隠せぬなら

隠すな と

其の仮面片手に

笑ったのは

僕自信

笑われたのが誰かなんて

僕の知る世界ではない

願うより強く

望むより弱く……

曖昧な境地にたって、

歌うより詠う詩を紡ぐ。

其の心、迷宮なれと

蒼く空に沈んで

白く海を浮かべて

一本一本、

炎が揺れる

蝋燭をただ、消して歩く

――さぁ、お休みの時間だよ。

蝋燭

一度消えてしまえば

二度と、火なんて灯らない。



僕の、赤い 赤い靴

昨日 ママに買ってもらった

僕の 大事な宝物。

お店に並んでいたときは

すごく白くて綺麗だったの。

ママに買ってもらったときは

すごく白くて綺麗だったの。

今は 赤い、僕の靴。

この手のいたみが

靴を染める

この胸のいたみが

靴を染める

この首のいたみが……。


棄ててしまえたらいいのに。

過去も

未来も

思い出も

夢も

今の、僕自信さえも。

歪に欠けた鏡をみて

呟く。

『……スベテ、終わりにしてしまおう』

歪んだ世界など

赤、一色で塗りつぶせばいい。


掬い上げて

胸に抱いた。

愛しすぎる

"ソレ"を拾い上げ

僕は、"ソレ"を胸に抱いた。

白く

形を留めてはいないけれど

僕には分かる。

僕だから分かる。

僕にしか分からない。

だって、そうでしょ??

だって……、君は

僕だけのモノ、なんだから。

もう、何処かへ行こうなんて

思わないでしょ??

………思えないでしょ??

僕だけの、僕ダケの、僕ダケノ……

君。

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